生えかわりの時期にきをつけたいこと☆
こんにちは!!
はるまちざか歯科矯正歯科の、みうらきょうこです。
前回に続いて、今日も生えかわりをテーマに書いていこうと思います。
☆前回の記事はこちら☆
harumachi-dc.hatenablog.jp
今日のテーマは、
【生えかわりの時期に気を付けたいこと】
生えかわりは5~6歳でスタートして、おとなの歯に全部生えかわるのに6~7年かかります。
おとなの歯は、これから生涯にわたって使っていく大切なものです。
人生100年時代!楽しく、自分らしく生きていくために!!
より良い状態で生えかわりを進めていきたいですね☆
大切なポイントをこれから一緒に確認していきましょう❣️
①こどもの歯をきれいな状態に保つ
こどもの歯はどうせ抜けてしまうから、むし歯になってしまってもいいんじゃない!?
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも!実はこどもの歯の状態は、大人の歯に大きく影響しているんです!
こどもの歯がむし歯になり、根っこの先に膿がたまった状態になった場合、
◆おとなの歯の表面が粗造で、もろい状態となってしまう
◆膿の袋が邪魔をして、おとなの歯がうまく生えてこれない
◆膿の袋をよけて、変な方向におとなの歯が生えてくる
など深刻な影響がでてくるのです。
こどものむし歯は痛みが少なく、進行が早いため、気が付いたときにはかなり大きなむし歯になって
しまっていることが多いです。そうならないためにも、毎日のはみがきは大事にしていきましょう☆
歯科医院での定期健診、フッ素塗布、はみがき練習などもぜひ活用してくださいね☆
②むし歯ができたらしっかりと治療をして悪化させない
①にあるように、むし歯が悪化して神経まで及んでしまうと、後から生えてくる大人の歯に悪い影響が出てしまいます。
そのうち抜けるから…とそのままにせず、きちんと治すのが安心です。
こどものむし歯は“あっという間に進んでしまう” ので、むし歯かどうかよくわからなくて、気がついたらすぐにチェックしてもらいましょう☆
③こどもの歯が抜ける前に、下から大人の歯が生えてきていないかをチェック
こどもの歯がグラグラしているのに、なかなか抜けないなぁというとき、こどもの歯の下におとなの歯が頭を出していることがあります。
白くてかたくて、ツヤッとしたものがあれば、それは“おとなの歯”です❗️
こどもの歯がいつまでも残っていると、おとなの歯がうまく生えてこれない場合もあります。もし、このような状態が続くようならば、こどもの歯を抜いてあげたほうが良いことが多いです。
また、歯が生えてくるスペースが狭いお子さまだと(例えば、ガタガタがある歯並び、歯が大きい など)おとなの歯が大きくずれて生えてくることもあります。
この場合、こどもの歯がグラグラしてこない可能性もあるので気になる状態があればご相談ください。
④こどもの歯が、きれいに抜けたかどうかをチェック
こどもの歯が抜けるとちゅうで、折れてしまったり、部分的に歯肉の中に残ってしまっても、だんだんと自然に押し出されきます。
しかし、まれにその残ったこどもの歯が化膿してしまうことがあります。
こどもの歯が抜けたあとも、痛みや腫れなどがないか、おとなの歯がきちんと生えてきているか、気をかけていただくと安心です☆
⑤生えたばかりのおとなの歯はしっかりとケアする
生えたばかりのおとなの歯は、まだ未熟です。酸に弱いため、むし歯にとてもなりやすい状態!!
歯を強くするフッ素や、歯の表面をコーティングするハイドロキシアパタイトが含まれた歯磨剤を使ったり、歯ブラシやフロスを使ってしっかりと汚れを取り除いてあげましょう。
☆オススメの歯ブラシや歯磨剤をご紹介することもできますので、気になる方は声をかけてくださいね☆
自分の歯で、100年生きていくための第一歩👣
生え変わりを、スムーズに楽しく進めていきましょう❣️